価格:
1,575円 レビュー評価:
4.5 レビュー数:2
ロック・フォトグラファーという職業の著者が
「ロックの神様」と思う人物や、その周辺の物事について自在に筆を操った
そんなエッセイです。エッセイなのですが、ある意味では小説です。
それは、確かにこの本の各項目にはそれぞれを結ぶ物語が見え隠れするのですが
そういうみで小説のようだと言ったのではなく(無論少しはその要素はあるでしょうが)
著者がロック・フォトグラファーを始めてから、または始める前の少年時代の体験から
今に至る全ての出来事から抜粋した高濃度の話や独自スタンスからの思想で満ちたこの書物を
小説のようだ、と言いたいわけです。
・・・・・と言っ